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今回の案件は、あらゆる意味で特別な案件のため
神田と2人で、プロジェクトを管理することになった。
名目上、私がプロマネになるが、決済は2人でしていく。
それだけ、ミスが許されない、ということだ。
中堅どころが各チームのリーダーに決まり、磐石な体制を組む。
打合せは個別、全体と平行で進む。
この案件だけは落とせない。
会社にとって、というだけでなく、私にとっても・・・。
・・・聡の期待にこたえたい・・・
娘とまで思ってもらえなくても、
あの優しい微笑みの先にもう一度、顔を上げて立ちたい。
だから、自分の持てる力全てをこの案件にぶつける。
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