花に嵐編_壱

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  『・・・・・お前も、充分、失礼だっ!!!!』 ピキピキピキッと私の額に青筋が立つ。 ・・・・漫画だったら、怒マークが1つついた感じ。 私の異変に逸早く気がついた子犬1の矢田が慌てる。 「いや、いつもパンツスーツだからナンだけど・・・ 着飾れば綺麗なんじゃないか、って思っていました!」 それに、子犬2の山田が続く。 「お、俺もっすよ! 格好さえ、変えれば、彼女の次に良い女だと思ってますよ。」 そうっすよ!、と地雷を踏んだことに やっと気がついた子犬3の山内が挽回を図る。 「格好が違えば違うっていうか・・・ いつもカッコイイって感じで、 俺たちにとってアネキっていうか・・・」 子犬2が腑に落ちないように、うーん、と悩む。 「アネキって言うかさぁ・・・ あっ!!アニキって感じじゃね?!!」
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