ある日のカンベ君

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「んっ……い……いらなっ……!」 「我慢しとると辛いんやない?」 「そっち……じゃなくてっ……」 今前を解放しても、俺の中に埋め込まれた悪魔がまた悪さをする。 先にそっちをどうにかしてもらわないと! 「後ろのっ……取ってっ……」 「後ろの、何?」 解らない筈がないのに、先輩は俺の口から言わせたいらしい。 恥ずかしがってる場合じゃない。 この悪魔から解放されるなら、この際何でもやってやるっす! 「後ろの玩具っ……取ってぇ……これ、やだっ……」 さっきより振動は弱まっているが、止まった訳じゃない。 お尻に力を入れると余計に中で動いているのがハッキリ感じられる。 「先輩っ……おねがっ……」 懇願するように先輩の顔を見つめると、先輩がゴクリと喉を鳴らしていた。 「あー、もう。ヒロめっちゃ可愛ぇな。解った、それ取ったるから」 立ち上がった先輩に手を引かれて俺も立たされる。 やっとこの悪魔から解放される、そう思って先輩が指示する通りに蓋をしてある洋式便器に片膝だけをつき壁に手を当てた。 .
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