11人が本棚に入れています
本棚に追加
『それは形あるものでなく』
互いに想いを通わせることなく
過ぎ去った時間は遙か遠く
それでも今なおこの胸の奥には
あなたへの気持ちが眠っている
あなたの落ち着いた低い声も
そっと触れた指先の温かさも
優しい光をたたえたその瞳も
自分の他には見せない表情も
あなたから向けられる全てが
自分が特別だと教えてくれた
言葉なんてなくても
形なんてなくても
ずっとあなたを感じてた
もう一度会えたなら
もう一度触れ合えたなら
きっとそこから
二人の時は動きだす
最初のコメントを投稿しよう!