はじまり…

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ーーーーーーーーーーーーーーー 「兄ちゃんが言ってたけど、もし異世界メールをクリックしたとしても、助かる方法がちゃんとあるらしい。それは、電車に乗らないこと!異世界メールをクリックすると、見たことのない駅に行くんだってさ。で、電車が来るんだって。それに乗っちゃうと帰ってこれなくなるらしい。」 「なーんだ。簡単じゃん。」 「でもさ、なんで知ってるの?帰ってきた人がいるの?」 その問いに、男の子はニヤリと笑うと 「なーんて、ウソ!!これ、俺と兄ちゃんの作り話!!びびった!?」 そう言った。 「なんだよー!!うそかよ!びびって損したー!」 「ごめん、ごめん。兄ちゃんと、都市伝説広めようぜって話しててさー!というわけで!この話、お前たちも広めてな!」 「面白そう!任せとけ!!」 そう言って、少年たちは笑ったのだった 。
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