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その夜、今でも交流のある中学時代の友人からメールが入った。
開いた瞬間、ドクン!
激しい衝撃が沸き起こる。
"お前、中学の時の藤木って覚えてる?
今朝亡くなったらしいけど、明日の通夜は出席する?"
同時に、ゾワワワァァーーー…!!
引きずり込まれるような恐怖に襲われた。
どう言う事だ!?
俺がさっき一緒に居たのは誰なんだ!?
でも会話の内容から藤木本人の筈だ…!
全身は鳥肌まみれで、
心臓が早鐘を打って、
呼吸が息苦しい!
だけど…
ー「なんか、元気なさそうだったけど…
キミなら大丈夫だよ!」ー
その時の藤木は、とても眩しい笑顔で…
まるで最後の恩返しのように…
今、思えた。
自然と落ち着いて来て…
"行くよ。時間と場所は?"
そうメールを返した。
ありがとな、藤木。
俺、一から頑張るよ…
今度はちゃんと、真っ向勝負で。
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