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その後も斉藤に会いに出かければ、
必ず、巧が同席するし、二日に一度は電話かメールが届く。
どれもどうでもいいような質問だが、
顧客という関係上、無碍にはできない。
それはいい。それらはまだ対応できる。
だが、どうにも我慢なら無いことがあった。
受付の女性が申し訳なさそうに荷物を運んできた。
「・・・・柏原さん、また、届きました・・・」
はぁ・・・、と私は頭痛に額を押さえる。
「・・・ご苦労様です。そこへ置いといてください。」
すみません、と女性はなぜか謝り、去っていく。
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