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私は自分の部屋から出ると、居間に戻った。
そこにはお姉ちゃん夫妻が遊びに来ていて、お姉ちゃんの膝の上には3歳になる娘がいる。
私にとっては姪だ。
「うわ~。可愛い。」
姪がうれしそうに私があげたものを見て目を輝かせる。
「あら、男の子かしら。女の子かしら?」
お姉ちゃんが娘に問いかける。
「絶対女の子だよー。」
姪は嬉しそうに言った。
「40過ぎのおっちゃんらしいよ。」
私は真実を伝える。
「えー。そんなのやだー」
姪はぷくっと口をふくらませた。そう言いながらぬいぐるみを抱きしめた。
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