第1章

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「ちょっと待て!時間制限なんか聞いてないぞ!」 「そもそもこんなもの何時間何日間悩んだって決めれるものじゃない!それをあと10分で決めろだと!?」 俺の必死の抗議もむなしく目の前には赤い文字のタイマーが出現していた あ"あ"あ"ぁっくっそ!わかったよ!認めてやる、俺は10万人を殺す言い訳を考えていた だがもう言い訳は無しだ! 俺は最低最悪のテロリストさ!見ず知らずの10万人を殺す、謝ったりしないさ、恨みたければ恨むがいい、ただ俺が犯人だなんてわからないだろうがな! 赤いロープを握り締める あぁ、彼女に会いたい 彼女の優しい笑顔が頭に浮かぶ そうだ、今日は2人でドライブに行く約束をしていたな、待ち合わせには間に合うといいが ここに来てどれくらい時間がたっただろう 何時もは彼女が遅刻するくせに、たまに俺が遅刻するとキーッキーッと怒りだすんだ、ふふっ
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