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優「図書館?」
拓「ちょっと見たい資料があって」
優「ふ~ん。いいよ~!じゃあ、行こっか」
俺と優愛は荷物を持って喫茶店を後にした
俺は最近になってまた山井ダムについて調べるようになっていた
最近色々あってそれどころじゃなかったけど
落ち着いてきたためこの謎を解明するために時折、いやほぼ毎日図書館に来ているのだが....
拓「あれ?やっぱりない‥‥」
そう今までこの図書館にあった山井ダムに関しての資料が見当たらなくなっていた
優「誰か借りてるの?」
拓「んー‥‥調べてみる」
俺は図書館にある管理センターに足を運んだ
そこで俺が見たいこの町の過去の本を誰が借りてるのか聞いてみることにした
「ここに書いてありますよ」
管理センターの人から手渡された物は一冊の大きなファイル
大分年季が入っているのかボロボロにで色が褪せている
その中身を見てみると本の貸し出しの一覧であった
拓「うわっ、すご。」
優「こりゃ大変だ~」
優愛は俺の肩からひょっこり顔を出して言ってきた
フワッとシャンプーの香りがしてドキッとしてしまった
拓「さ、さ、探すかっ!」
優「うん!それにしても拓顔赤いけどどうしたの?」
拓「え?な、何にもないぞ!ほら、優愛ちゃん向こうに行こうかー!」
優「なんか怪しい拓君だね?」
俺は大きなファイルと優愛を引き連れて図書館の隅にあるテーブルに移動した
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