花に嵐編_漆

4/16

1人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
  私は花束を押し返す。 「お分かりいただけてないようですね? 私は貴方と個人的にお付き合いするつもりはありません。 このようなことをされても、 迷惑に思うことはあっても 感動するような可愛らしさも持ち合わせていません。 仕事場に私情を持ち込まれることが、一番、嫌いです。」 巧の顔から一瞬で笑顔が消える。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加