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目の前で動いている。斗眞の尻がフリフリと。
左右の動きを目で追いながら、今すぐかぶりつきたい衝動をなんとか押さえ込む。
「なあ、まだぁ?」
「んー?もうちょっと」
屈んだウエストからちらちらと見えるレモン色の下着がオレを誘っている。あれはクリスマスにオレがプレゼントしたジョックストラップだ、間違いない。
どうしても斗眞に穿いてほしくて買ったはいいが、引かれないかと少しだけ心配しながら渡した下着。最初こそ絶句していたが、引くというより恥ずかしかったみたいで顔を真っ赤にしていた。
なるべく面積多めのを買ったつもりだが、出るとこはしっかり出てて、しかもこの黄色もよく似合っててオレのお気に入り。
その後、赤を買ったのはまだ斗眞には内緒だ。
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