第二章

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「そうだな……、今日中にその雪崩を全て片付けられたら……明日有給を使って休む事を許可してやるよ。」 「えええ!?いいんですか!?」 こんな嬉しいことはない。 24時間爆睡してやる!! その為ならこんな書類の処理……ちょちょいのちょい……だよね? 不安を残しながら、デスクに目を向ける私の内心をどんな風に読み取ったのか 「あと、飯。奢ってやる」 と、喜べよと言わんばかりに付け足した。 「え……!?それは結構です!!遠慮します !!」 「……お前……。まあ、いい。それとこの先月の報告書……日付が一日ずれてるから打ち直せ。これも今日中だ。」 「えええ……!?」 両手いっぱいに重ね置かれた黒のファイル達。 あからさまに嫌な顔をした私に 彼は一言。 「嫌なら辞めろ。」 生きるか死ぬかの決断をいともあっさりと迫ってくる。 「っ……やればいいんでしょ!?やりますよ!!」 やっぱりこの男は………… 悪魔、鬼、人でなし !!!
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