第1章

3/7
前へ
/7ページ
次へ
数日後、大学へ行くために長い下り道を自転車で下る。 嫌な予感がする。例えるならヨモギのような…、草が磨り潰された香り。 あの花があった草むらがきえていた。そして、剥き出しにされた地面に蜥蜴らしい影、それを啄むために滑空するカラス。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加