第1章
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数日後、大学へ行くために長い下り道を自転車で下る。 嫌な予感がする。例えるならヨモギのような…、草が磨り潰された香り。 あの花があった草むらがきえていた。そして、剥き出しにされた地面に蜥蜴らしい影、それを啄むために滑空するカラス。
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