1人が本棚に入れています
本棚に追加
愛を読む人
あらすじとか読まずに見始めた。
勝手にただのラブストーリーだと思ってた。
不意をつかれた感じ。
歴史とかちゃんと分かっていないから
アウシュビッツの事実とかちゃんと勉強してから見たほうがいいと思った。
というか、知らないというのは罪だと思う。
アンネの日記とか見たことはあるけど
どんなことがあり、どんな事実があったのかきちんと知らない。
ドイツのことでなくても
日本の戦争の事実もちゃんと知らない。
日本がどんなことをされて、どんなことをしたのか。
自分がやっていなくても、大切なことを知らないというのは罪だと思うから
ちゃんと勉強しないといけないと思った。
最初はとんだエロい作品だと思った。
どうして脱いでるの?
めっちゃ痴女じゃんと思った。
主人公の男の子の裸、綺麗だった。
女性で綺麗と思ったことはあったけど
男性の裸を見て綺麗と思ったのは初めて。
あの子15歳には見えなかった。
でも外国人さんって年齢高く見えるもんね。
自転車デートは景色が綺麗で
幸福に包まれて
素敵だった。
女性がどこかへ行ってしまった時点でどう話が続いていくのか見えなかった。
裁判のシーンで出てきた時はうそと思った。
見ていて辛くて
この人は悪い人なのか
この人が悪いわけではないのだろうけど
でも傷ついている人もいるわけで。
どんな気持ちで人の死に向き合っていたのか。
何も思っていなかったのか。
彼はなぜ彼女を助けなかったのか。
でもそれが彼の選択だったんだなと。
テープから流れる物語は昔の二人楽しいあの頃を思い出されて。
二人の甘い頃が戻ってきたようだった。
文字を自力で覚えようとした彼女はえらい。
なぜ彼は全く返事を出してあげなかったのか。
1通でも返してあげれば何か変わったのだろうに。
再会してなぜあんなことしか投げかけられなかったのか。
なぜ彼女はあんな選択をしてしまったのか。
見終わってほかの人のレビュー見てあぁ、そうかぁと思った。
昔はただ感情的に相手の気持ちを察せなかった彼女が
たくさん本を読み
彼女はただ自分の感情をぶつけるのだはなく
相手を思い自分の中で感情を押し殺してしまったのか。
とっても悲しい物語だったけど、たくさん泣けてよかった。
胸いっぱいです。
最初のコメントを投稿しよう!