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くじけないで
これは前に本で読んでいた。
でも、内容は全然違かった。
そりゃそうか。詩集だもんね。
介護の仕事やってるからかな
いろいろ思ったり考えてたりした。
いろんなところで泣いた。
家族に迷惑をかけたくないと老人ホームに行きたいと自ら考える所とか
おじいさんを看取った先生の気持ちとか
愛する家族がみんな出てきて花札やってる所とか。
高齢者は強い。
今の若者?とはやっぱり違うよそりゃぁ。
だって戦争乗り越えてるんだよ。
海外行ってた人とか被害があんまりなかった所とかあるかもしれないけど、
みーんな戦争経験してるんだよ。
空襲のシーンは怖かった。
爆弾落ちてくると思ったら、
もしそこに私がいると思ったら、
怖くて仕方がなかった。
今だって貧しい人はいると思う。
昔は国自体裕福じゃなく、子供が奉公に出るなんてあっても不思議じゃない時代だったんでしょ?
奉公なんて
恥ずかしいけど社会人になってから知った。
いろんな辛い経験を乗り越えてる人たちを大切にしたいと思った。
所々に入る柴田トヨさんの詩がぐっときた。
トヨさんの詩は生活の中のささやきで
なんだか頑張って生きようって思った。
同じ役をやってる俳優同士が似てない?
八千草薫と檀れいと芦田愛菜。
伊藤蘭と黒木華。
武田鉄矢と尾上寛之。
いや、たぶん似てないんだけど、
似てる気がした。
そういう配役考えたのかなー。
見てる最中お客さんのことがいっぱい頭に浮かんだ。
ついこの間ホームシックになったと
両親が恋しくて泣いていた人がいた。
その時私はそんなに歳とったのに?と笑ってしまったが
そうか。いくつになっても父母が恋しくなるよな。
トヨさんもなってた。
きっと私もなる。
親が大好きだから。
いくつになっても子にとって親は親なんだ。
どんなに自分が親になってもおばあさんになっても
親は親で、甘えたい存在なんだ。
見終わったら、本をまた読み返したくなった。
前に読んだ時より身にしみた。
読み終わったら、お客さんに会いたくなって、車を走らせた。
この仕事に出会えてよかったと思う。
今度皆さんに詩を読んであげたいなぁ。
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