花に嵐編_拾壱

2/20
前へ
/40ページ
次へ
  遼はゴクッと喉を鳴らした私の首を撫でる。 全身の鳥肌が痛いほど立つ。 だが、必死にそれに耐えた。 遼は優しい声で悪魔の取引を持ち掛ける。 「俺の女になるなら、誰にも触らせない。 由紀さんが 俺の言うことを聞くなら、それなりに大事にしてあげる。 もちろん、俺が飽きたら、終わらせてあげる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・どうする?」
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加