あとがき
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水道水 とてもきれいだった 透き通って見えた 空っぽのペットボトルに 水道水を入れただけの私には きれいとしか言えなかった 何色の顔でも 何を手にしていても 何の上に立っていても 何もかもが煌めいていた 羨ましくなんかない それは当たり前だから 視界がその形になるくらい ずっとずっと見ていたい 世界が溶けて酔わせるから 渇いて渇いて仕方がない 空っぽのペットボトルに 水道水を入れ直す
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