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――そしてやがて手足が、全身が動かせなくなるのだ。
そうなったら、もうヒロくんは何もしなくて良い。
わたしの事だけ想って、そばにいてくれればそれで良い。
わたしがヒロくんの手足になってなんでもしてあげる。
例え喋れなくなっても大丈夫。
わたし、ヒロくんの事ならなんでもわかるから。
わたしのお父さんとお母さんみたいに、ずっと二人で寄り添って生きていこうね。
――だから、今日もたくさん食べてね、ヒロくん。
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