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まぁ、早い話が・・・この貴重な連休の間、ずーっと実りのない城崎さんの妄想に励んでいた・・・という事だ。
ああ、私ったら・・・何て、幼気(いたいけ)な。
子供が親に褒められようとする気持ちが、今なら分かる!
「よーし!今日は、おトイレの照明までピッカピカに磨いてやるぞー!」
そして、城崎さんが褒めてくれたら、言ってやるんだ。
「あの時は、暴言を吐いてしまってごめんなさい。」って。
「だから、私の事、嫌いにならないで下さい。」って。
・・・ん? 嫌いにならないで下さい?
私・・・本当は、どう思っているんだろう?
どうしてこんなに、城崎さんに嫌われるのがイヤなんだろう?
これが恋なのか、何なのか・・・本当は、自分でもよく分からない。
・・・恋、なんて。
ふと、頭の中に、2年前の苦い記憶が蘇った・・・
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