15人が本棚に入れています
本棚に追加
/38ページ
携帯人間
私は勉強がまるっきり出来なかった
いつも点数は悪く先生にも「ちゃんと勉強しているのか？」と、言われた
ただ勉強はしていても覚えることが出来ずに悩まされていた
そんなある日オススメアプリに
「携帯人間」
と、書いてあるアプリを見つけた
(なんだろこれ？とりあえずダウンロードしてみようかな？)
好奇心からそのアプリをダウンロードし起動してみる
タイトルが現れ説明の文がテロップで現れる
「このアプリはあなたが携帯のようになんでもできるようになるアプリです」
そう書かれていた
「よくわからないけどいいの？悪いの？」
確かに携帯は便利だが自分が携帯みたいになる意味がわからなかった
「この画面の中に貴女の血を一滴垂らすだけです」
怖くもなってきたが何かにひかれるかのように机にあったカッターを手に取り指の先を切った
薄く赤い雫が流れて携帯の画面に落ちる
すると不思議なことに落ちたはずの血が無くなっていく。そして
「おめでとうございます！これであなたは携帯のように何でもできるようになります！」
そしてアプリは終了した
「えっ？痛いだけ？ガーン！ショックだー！」
少し落ち込み明日も学校なので寝ることにした
最初のコメントを投稿しよう！