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次の日ある変化に気付いた
いつもタイマーをかけて寝ているのだが誰にでもあるようにタイマーが鳴っても中々起きれなかった私が携帯のアラームとほぼ同時に起きてしまった
(あれだけ起きるのが苦手だった私が?ラッキー!)
昨日のことなどすっかり忘れた私は機嫌よく学校へ向かった
教室に入り友達に朝の挨拶を済ませた私は机に座りカバンを開けると昨日のままなのに気付いた
「あちゃーすっかり忘れてたー。これじゃ勉強にならないし」
思った通り授業が始まると早速教科書の何ページを開いてと先生が指示を出す
「なんだなんだ?一人だけ教科書を忘れたのかー?仕方のないやつだ。隣に見せてもらいなさい!」
少し恥ずかしくなりながらも隣の子に教科書を見させてもらった
その時間は国語だったため字がビッシリ書いてあった
「じゃあ罰として162ページを読んでみなさい」
私は立たされ教科書をちょっと見せてもらい読もうとしたときにあることに気付いた
(あれ?ちょっと見ただけなのに覚えてる)
教科書の字が頭に一気に入ったかのようにそのページの文が全てわかるようになっていた
その子に教科書を返し一瞬「えっ?」と言われたが私は教科書を見ないですらすら読むことができた
先生も私が読んでいる最中教科書を見ていないことに目を丸くしていたが何も言ってこなかった
昼になり給食の時間になる
みんなお腹を抑え空腹を訴えるポーズをしたりしていた。そんな中私は空腹処か喉も乾いていないことに気付く
(なんで?段々と力が無くなっていくのはわかるんだけどまったくお腹...まさか昨日の?)
携帯アプリを起動させた事を思い出し説明をよく読んでみる
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