第1章

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どういうこと? 袴や着物なんて、かしこまったときにしかそんなに着ないよね…。 そういえば寝かされてる部屋も和室だし…。 なにかおかしい気がする。 「あ、あの…、今って何年でしたっけ?ど忘れしちゃって…。」 「え?えーと、何年だったかな。1858…年ですね。なんですか?急に」 カラカラ笑う少年をよそに、私は冷や汗がつーと背中を伝う。 私がいたのは2015年。 ってことは、160年くらい昔にいる!? ま、まさかだよ…。 でも、そしたらつじつまもあう。 私、これからどうすればいいんだろう…。
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