第1章

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後を追う俺も歌舞伎町の中へと入る。 歌舞伎町、娯楽の町。 まだ昼だと言うのに、ネオンの明かりで目がチカチカする。 その中でも俺は彼女を見失うことはなかった。 まるで、目が追跡カメラになったかのように彼女を追う。 再び走り出す俺に、様々な勧誘の声がかかる。 それらをすべて無視して俺は走っていた。 ここまで追ってきて、不思議に思った点が1つあった。
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