思い出は遠い彼方に

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思い出は遠い彼方に

全ての始まりは些細なことだった。   「ゆうちゃん~」 「幸子! ちゃんと信号見ろよ!!」 「大丈夫!!」 幼なじみの幸子とは幼稚園からの付き合いだ。 いつも通り、一緒に帰宅できるはずだった。 「ゆうちゃー」 「どうした?」 キィィィッ! ガシャン!! これが幸子の最期だった。
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