プロローグ

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俺とお前は生まれた時から 家が隣同士でいつも何処に行くにも一緒 前は俺より小さくて今と変わらず泣き虫で 俺の後ろを着いてまわって 『いっちゃん待ってよぉ~』 『ほら早くおいでよ雪』 俺とお前は本当兄弟のように育って これからもずっとずっとそうなるもんだと思ってた いつからだろうな お前が俺を追い越して 『早くおいでよ一喜』 何て背を向けて歩き出したのは
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