1604人が本棚に入れています
本棚に追加
ア「くるなら来るって言って。ついでに何でライルさんまでいるのか説明はよ」
ラ「身内に会うのに理由は必要か?」
ア「ドヤ顔で言ってんじゃないのアンタ」
爽やかオーラ満載の笑顔を向けてきたライルさん…さっきも言ってたけど、担任ね担任
学生時代をお母さんと過ごした友達だったらしいけど…何故か今は親族となってる
何がどうしたと言いたいけど、言っちゃえばお母さんとおじいちゃんも血が繋がってないし、クロコ叔父さんもそうだから気にしないでいいや
とりあえず普通に晩御飯食べて、勝手に帰っていった身内二人は本当に人騒がせだと思うの
ア「……この部屋広いな」
改めて見てみると、かなり広い
何で一人部屋の中に五個も部屋が…
ガチャ
ピギャァ…ガルル…ギャオオ!
パタン
ア「………」
適当に開けたら何か凄まじいモノが沢山いらしたんだが?
ア「……そうだ、ここお母さんが住んでた部屋だ。そうかそうか…」
お母さんなら部屋の中に魔界を構築することもわけないよね
一応今度調べておこう
後に特訓部屋となる、無限地獄という名のソレにアリスは触れずに風呂へと入った
明日は入学二日目から授業で、午後から魔武器錬成と使い魔召喚
魔武器はまあいいとして、使い魔が不安だけど…朝お父さんに相談しよう
両親、親族、その周り共にぶっ飛んではいるが…一応その中でまともなのはお父さんだと思ってる
クロコ叔父さんもまともっちゃまともだが、天然というか…まあお母さんの弟なだけあってぶっ飛んでるからやめた
腹筋背筋腕立て伏せを百回ずつこなしたアリスは、明日の為に就寝した
最初のコメントを投稿しよう!