そろそろつっこんでもいいですか。

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えーとですね、なんかニコニコしてるルイに戸惑う生徒 に近づいて、何やら話し出した数名の生徒達 に、目を向けて首を傾げながら何故か私に目を向けてめっちゃ手を振ってくる馬鹿 ル「アリスー!!!そゆことらしいんだけどちょっときてくんね!!!!」 ア「どゆことだよ」 説明省いて巻き込むのやめろ 凄まじい勢いで手を振るルイのお陰で、その周りの生徒達の視線もこちらに向く 面倒だから行ったわよ文句ある? ア「状況を簡潔に、尚且つ迅速に説明せよ。ついでに巻き込んだ事についての反省も踏まえ五文字丁度で述べろ」 ル「まかせろ!」 ア「何をだよ」 律儀に五文字で返してんじゃねぇ 説明も反省も伝わらんわ とりあえずルイの胸倉を掴みあげて殴ろうとしたら、数名の一人が私の前に来た 「まあまあ藍原くん…一旦落ち着きたまえ」 ア「だれ」 「おっとこれは失礼…僕は上位貴族、「アベシッッ!?」と言います……名前に被せて殴るなよ」 あ、すんません 自己紹介の時点で名前より先に自分の地位を述べられたから聞く価値ないかと ていうか、ナルシストオーラがむんむんするから関わりたくないお まあ軽く説明を受け、状況は詳しく理解した 何でも彼らはその、上位貴族という身分の人種らしい んで、ルイが話しかけたのは… ア「ごめん名前なんだっけ」 「あ……僕は、えっと…ノア・ファイネストです…」 ア「そうそう、ファイネストね」 そう、そのファイネスト君 かなり聞こえよく説明されたけど、簡単に言えば「トップ貴族のクセして弱い」といった理由で昔からいじめてたらしい 昔から交流あって、尚且ついじめ続けるとか逆に凄いな ア「で、いじめは置いておき何で私は呼ばれたのか」 ル「魔力コントロールが出来ないから作れないんだって!俺説明無理だから教えたってや!!!!」 ア「意味がわかんねぇよ」 ル「お友達できたね!!」 ア「ノーセンキューだよ」 どうせあれだろ 『彼は魔力コントロールも出来ないんだよ』 とか言ったこの人達をいじめ側だと思わないまま 『なるほどな!ありがと!!俺にまかせろ!!』 とかやったんだろばかめ
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