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具体的に何をやるかは決めてなかった
しかも今日は土曜で月曜から普通に学校もあるし、通いながら出来るものを考えなくてはいけない
まずはノアのスペックをしろう
ア「魔力量、属性は?」
「魔力五万、学生平均より一万低い。属性は火と毒…なるほど、ポイズンスライムが使い魔だから毒属性持ちか。ついでに身体能力は高いし、内部にリミッターが3つかけられてるね」
ア「あんたが答えてどうすんの」
ギルド登録していなくても訓練室を借りることはできる
だから空き部屋でメニューをつくるためにノアを知ろうとしたら、突然出てきたお母さんが答えた
まあいいや
ア「魔力五万ね…まずは魔力量の底上げからやるとして、体力あんなら気合いでいける……リミッターに関しては想定内だから後回しで」
ノ「あのあのあのあの!!!リミッターってなんですか!!?」
「「「なんで知らないの?」」」
ノ「…す、すみません…?」
それならそうと早く言いなさいよ
私は特訓メニューを考えるから、リミッター説明はルイに任せた
ル「いいか、リミッターつうのはその名の通り制限ってこと。元々の魔力量が高い奴は生まれる前に自分で封印、もしくは他者が封印するわけな」
ノ「うん、」
ル「それか、成長するにつれて無意識のうちに体内にリミッターがかけられることもある。そのどれかだとは思うけど、要するにそれが外れたら魔力がブワッてなるぞ!!!」
ノ「ブワッ…!!」
うん、よくできました
リミッターに感動しているノアではあるが、今まで鍛錬してきたのに解除されないとなれば…まだ努力が足りないか
もしくはきっかけかだね
ア「はい、メニューできた。とりあえず今日からね、私がいいと言うまでやること」
メニューが綴られた紙を受け取ったノアは、不思議そうな顔から一瞬で青ざめましたよ
ノ「えっと、期限内にこなすの?」
ア「それは丸一日分だけど」
ノ「無理だよ」
諦めるのが早いよ
ル「どれどれ……おお、いけるいける!朝と夜にやればいいな!」
ノ「無理だよ」
ノアから紙を抜き取ったルイだが、残念ながら彼は此方側だ
筋トレ基礎を100回5セットは普通にいけるよね
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