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筋トレ基礎に関しては置いておき、特別メニューとして考えたのに対し、ノアは眉を下げている
ノ「…重力二倍って何ですか」
ア「普段の二倍重力を増して、動けるようになったら更に増す」
ノ「…重しと言うのは」
ア「魔力コントロールを鍛える、且つ魔力底上げ。一応軽めにしてあげるけど、魔力流し続けないと重いよ」
その他にも諸々あるが、とりあえず一週間はそれで過ごさせる
それが終わったら、私の部屋にある無限地獄にチャレンジさせよう
私達はギルドを後にし、サボったら伝わるようにしてる事を伝えて解散
解散したはずだ
ア「何故いる」
ル「無限地獄が気になった!!」
はーい、馬鹿が一人連れました
私は無限地獄という名の特訓部屋について、ルイに説明をする
ア「お母さんが学生時代に作った部屋。創造で魔物が出てきて倒しても増える。強くなればなるほど相手も強くなる。出たいときに出れるし、戦闘不能になったら敵も止まる」
ル「長くて聞いてないけど晩飯が肉ってのはわかったぜ!!!」
ア「一言も言ってねぇよ」
まあでも死ぬ事はないしいいんじゃないかな
ぶっ倒れそうになっても攻撃は続くけど、本気で戦闘不能になったら止まるし…
ルイだし
無限地獄へと旅立ったルイを見送り、まだ時刻が昼過ぎなことを確認
私も特訓の旅に出るか
私はルイを部屋に残してとある場所へと転移した
ア「やっほー叔父さん。今暇?」
「キャーッ!!ア、アリス…びっくりしたよ?」
ア「私もびっくりした」
特訓に関し、優しくわかりやすく教えてくれる私の叔父、クロコ叔父さんの元にきました
転移した瞬間、目の前でお姫様抱っこされてる叔父は出来れば見たくなかった
「よいしょ…どうしたの?一応今、特訓してるんだけど」
ア「みんなへばってるし暇だね、私の特訓してほしい」
チラリと後ろに目を向ければ、大量の兵士達がぶっ倒れてました
クロコ叔父さんはサングラファ総戦力と謳われる、華月という組織の幹部をしているらしい
まともだと思ってたけど、自分の好きの人がいるからという理由を聞いて、しかも相手が男だと知ったときは戦慄した
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