誰もボケろとは言ってない

5/9
前へ
/430ページ
次へ
筋トレ基礎に関しては置いておき、特別メニューとして考えたのに対し、ノアは眉を下げている ノ「…重力二倍って何ですか」 ア「普段の二倍重力を増して、動けるようになったら更に増す」 ノ「…重しと言うのは」 ア「魔力コントロールを鍛える、且つ魔力底上げ。一応軽めにしてあげるけど、魔力流し続けないと重いよ」 その他にも諸々あるが、とりあえず一週間はそれで過ごさせる それが終わったら、私の部屋にある無限地獄にチャレンジさせよう 私達はギルドを後にし、サボったら伝わるようにしてる事を伝えて解散 解散したはずだ ア「何故いる」 ル「無限地獄が気になった!!」 はーい、馬鹿が一人連れました 私は無限地獄という名の特訓部屋について、ルイに説明をする ア「お母さんが学生時代に作った部屋。創造で魔物が出てきて倒しても増える。強くなればなるほど相手も強くなる。出たいときに出れるし、戦闘不能になったら敵も止まる」 ル「長くて聞いてないけど晩飯が肉ってのはわかったぜ!!!」 ア「一言も言ってねぇよ」 まあでも死ぬ事はないしいいんじゃないかな ぶっ倒れそうになっても攻撃は続くけど、本気で戦闘不能になったら止まるし… ルイだし 無限地獄へと旅立ったルイを見送り、まだ時刻が昼過ぎなことを確認 私も特訓の旅に出るか 私はルイを部屋に残してとある場所へと転移した ア「やっほー叔父さん。今暇?」 「キャーッ!!ア、アリス…びっくりしたよ?」 ア「私もびっくりした」 特訓に関し、優しくわかりやすく教えてくれる私の叔父、クロコ叔父さんの元にきました 転移した瞬間、目の前でお姫様抱っこされてる叔父は出来れば見たくなかった 「よいしょ…どうしたの?一応今、特訓してるんだけど」 ア「みんなへばってるし暇だね、私の特訓してほしい」 チラリと後ろに目を向ければ、大量の兵士達がぶっ倒れてました クロコ叔父さんはサングラファ総戦力と謳われる、華月という組織の幹部をしているらしい まともだと思ってたけど、自分の好きの人がいるからという理由を聞いて、しかも相手が男だと知ったときは戦慄した
/430ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1604人が本棚に入れています
本棚に追加