覚醒って、謂わば現実逃避と同じよね

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「はいはい、みんないるね。後は馬鹿だけか」 ル「俺の親父っすね!!!」 「うんそう。馬鹿の馬鹿ね」 ル「俺の親父か!!!親父馬鹿だしな!!!…あれ?」 はい、おはようございます 現在私達はギルド、オールファルコスの前にいます ノ「アリスー!イルノちゃんが寝てる!」 イ「スピー……」 ジ「立ったまま寝るってすげぇな」 現在時刻は午前7時過ぎ ぴったり7時に集合したみんなをギルドまで転移させました んで ア「何でわざわざ生徒会に依頼書渡したの」 希「あ?人手足りなかったし、生徒会が万能って聞いて、しかも自分の娘が会長とか言うし?テスト休みの期間だったからたまたま居合わせたルイに頼んだ」 ア「なんでテスト休みの期間知ってんのかは置いとくけど、人手いらないじゃん」 希「馬鹿め。私が娘と旅行気分を味わいたかっただけだ!!!!」 ドヤ顔で言ってんじゃねぇぞ イ「あ、会長のお母様ですかぁ…イルノ・サイサスっていいます~」 希「ん?ああよろし……サイサス?」 イ「?サイサスですよ~」 ヘラヘラと笑いながら頭を下げたイルノを見て、お母さんは片眉を器用にあげて首を傾げた 希「………つかぬ事お聞きするけど、君のお母さんは水属性でSS保持者だったりする?」 イ「…確かそんなんだった気がしますねぇ、私も光と水属性ですし~」 希「なるほどありがとう。お母さんにはお世話になったわ」 イ「わぁ!お知り合いですかぁ~」 なんだかよくわからない会話をしてたけど、特に気にする必要もないだろ 希「……で、君は…そうか、Mなんだね」 ジ「は?……ハッ!!ちが、ちげぇ!!!これはアンタの…貴方の娘の趣味っすよ!?」 ア「着けてても気にしなくなったじゃん」 ジ「気にすんなっつったのテメェだろ!!!!!!」 首輪をつけたまんまのジルバを見て、お母さんはとても憐れみな目を向けてました つーかルイのお父さん遅い 「どっせーい!寝坊した!!!悪りぃな!?」 希「はいはいどっせーい」 「オングァッ!?避け切った!ついに避けブフォッ!!」 なんて考えてたらいきなり落っこちてきた お母さんがかました回し蹴りを可憐に避けてたから、反対側からハリセンで殴ったけど 気にしなくていいね
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