異世界物のプロローグと言えば

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「・・・さて、とりあえず話を戻そう」 神様は立ち直ったのか教壇に立つ。 「君がどうして此処に居るのか・・・分かるね?」 「どっかの知らないヴァカがダーツの矢を窓から落として僕に直撃。脳内出血が激しすぎて死亡のはずですが?」 そう、死んだのである。 今話しているのもおかしな話だけども、僕は死んだはずなのだ。 「そう、君は死んだんだ」 神様が追い討ちなのかだめ押しなのか分からないけどえぐってくる。 「・・・まぁ、僕がうっかりダーツの旅的な感じで投げたら大暴投しちゃって君に当たっちゃったわけ」 「あ、そうなんですか」 ・・・神様の大暴投で死んだのかぁ。呆気ないなぁ。 「・・・あれ?怒らないの?」 「怒ったら『元の姿で』生き返らせて貰えますか?」 「うん。無理♪」 「じゃあいいです」 諦めて溜め息を吐くと、神様は教壇から降りて、僕の前に椅子を持ってきて座る。 「・・・それにしても君は落ち着いているね? ・・・女の子になっているのに」 生前→男。今→女 生まれ変わったらオナベかな。
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