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「そしてここが騎士団の訓練所だ」
「おぉ」
やって来た訓練所。数多くの騎士団が訓練に勤しんでいる。
「全員集合!!」
突然大声と共にゾロゾロと兵士がこちらに集まってくる。
「皆御苦労!!今後とも訓練にいそしんでくれ!!」
「「「ハッ!!」」」
カルラの言葉と共に全員が敬礼をする。
「わー凄い。きっちり動いて強そう」
「お前の方が強いだろ?」
「言うな」
騎士団の前で何を言っているんだこの人は。
「ノゾミ!!」
「は?グフッ!?」
私を呼ぶ声に振り返ると何かが突撃してくる。
「ノゾミおはよう。今日も可愛いな!」
あ~、マインか。
「ま、マイン騎士団長。し、死ぬ。窒息死してしまう」
「マイン騎士団長。ノゾミが死んでしまう。離してやってはくれないか?」
「ハッ!?しまった!だ、大丈夫かノゾミ!!」
「あ、ありがとうカルラ。一命をとりとめた」
「いや生きていて良かったな」
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