五里霧中編_壱

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  「・・・・・・・・・・・そんな・・・」 そう、声を上げたが、 もう、続く言葉すら見つからなくて・・・ 結は私の手にそっと自分の手を添えた。 「混乱するのは、分かります。 ですが、今は12月半ばで、 由紀さんは1ヵ月半ほど眠っていた。 それが、事実、なんです。」
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