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結の真剣な眼差しに私は根負けした。
・・・・・・・・・こういう結には、絶対に敵わない。
私は別の質問をする。
「・・・・分かりました。
ですが、1度、会社の状況を調べさせてください。
確かに、この体たらくの身体でやれることは
少ないとは思いますが、放り出す事ができない仕事なんです。
今の私にできることを探したい。」
結はきっぱりと命じる。
「仕事のことは、当分、すっぱりと忘れ、治療に専念しましょう。」
反論をあげようとした私に結は笑った。
「・・・・・・・・と、いつもなら、言うんですがね。」
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