五里霧中編_壱
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首を傾げた私に、結は微笑んだ。 「神田さん、曰く、 福田さんが研修からこちらのヘルプに入り、 チーム間で助け合いながら なんとか回しているから、心配すんな。 ・・・・・・・・・・とのことでした。」 私は自分の不甲斐なさに打ちのめされた。 顔にかざした手の爪を立てて、痛みで我を戻す。 ・・・・・・・今は自責に溺れる時ではない。
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