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第1章
「世は不条理」というが、私の場合「私の存在自体が不条理」である。
アラサーになってまで女子大生をやっているのだから、親からしてみれば絶望どころか害悪を加える元凶である。
最初の頃は「大学行ってるの?卒業できる?」と言っていた家族も、最近ではシフトチェンジをしたようで「◯◯企業(超大手)に行ったMちゃんに合コン誘ってもらったら?」と別の道で光を見出そうとしている。
私もそうしたいのは山々なのだが、何せ相手が居ない。
アダム・スミスという偉い経済学者が需要の供給のバランスを「神の見えざる手」と言っていたような気がするが、私の場合需要がないのだ。神がいるのなら、供給がある以上バランスよく需要を用意してくれるべきだ。そう不満を漏らしたところで、何かが変わるわけではないのだが。。。
と、このように毎日自虐と社会への責任転嫁を繰り返していくのが私であり、残念ながらこの後何年間も変わりそうにない。
もはやこれは運命なのだと開き直っている始末だ。
可愛げも何もない。。
【結論】これからは堂々とこのこじらっせぷりを披露していきたい。
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