第1章

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なぜか、エブリスタ史上最高記録を樹立です。 理由は分かりませんが、みなさんのお陰です! ありがとう! 美佳が産まれてからの、沓也は絶好調だった! まさに、美佳は勝利の笑顔だった!! 沓也の快進撃は凄く、仕事ではうまくいき、遂に、従業員を一人雇えるほど、経営がうまくいっていた! 今の沓也は、うなぎのぼりだった! 雇った従業員は、女性だった! なんと、面接をした100人の中から、1人やっと合格した! なんといっても、几帳面な女だった。 学歴は高く、美人で、仕事ができた! 普通の人の、三倍は仕事ができた! 「名前は、橋野美穂といいます」 名前は、普通だった。 しかし、仕草がよかった。 美穂が入ってから、沓也の会社は明るくなった。 運命に出会いたかった! 美穂は、仕事が完璧にこなせていた! そんな美穂に、 「橋野さんの夢は何?」 と沓也が聞いてみた! 沓也は今、美佳に夢中だった! 「結婚です!」 とズバリ言われてしまった。 「なるほど!」 沓也も合点がいった。 それから、沓也は美穂と仕事をしていた。 しかし、うまく顧客を獲得できず、困ることはたくさんあった。 やはり、社会は厳しく、無理かと思うことは、沓也でもいっぱいあった! それでも、粘り強く沓也は頑張った。 そして、沓也の頑張りは、未来で報われていく…。 小説家になりたい人はたくさんいる。 厳しい仕事だと思う。 でも、不安定な仕事である。 沓也は仕事を続けた。 決して、順調といえなかったが、苦しくても頑張った。 「橋野さんは、仕事は楽しい?」 沓也と美穂のコミュニケーションは、ソツがなかった。 うまくいく人間関係とは? 幸せになる方法とは? 人は進んでいけばいくほど、深みにはまっていく。 その深みが二度と戻れないことになっても…。 前を向かなきゃいけない。 傷つくし、悔しいこともある。 しかし、負けてはいけない。 少なくとも、小説家は言葉で負けてはいけない。 その夜、沓也は悩んでいた…。
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