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リビングへ行くとテーブルには
カツ丼が置いてあった。
「受験前にカツ丼かよ。
ベタだな」
笑いながら言う護に対して
「いいじゃない。
護?受かることが絶対ってわけじゃないからね?
受験をしたということに意味があるから
だから、頑張りすぎないようにね」
美奈子の言葉に
ジーンとくる護。
美奈子を見つめていた護の目には
美奈子がにじんで見えた
「あれ?涙が、、、」
涙を拭き取る護
「合格した後に泣くつもりだったのに」
その涙にもらい泣きをする美奈子
カツ丼を食べ終え
寝る準備をし、ベッドへ入った
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