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受験日当日
護はなんとか問題を解くことができた
楓と夢華と合流し
近くのファミレスでたわいもない会話をし
楓と解散し
夢華と護の家は近いこともあり、
護と夢華、二人で帰っていた
「ねぇ、護君?
私ね、、その?護君に伝えたいことが」
その言葉にドキドキし始める護
このセリフ、このパターンは
告白じゃないのか
と考えてしまう
「なに?どうした?」
護はドキドキを隠し
冷静を保つ
「わたし、護君が好き。
あの頑張ってる姿
ずっと見ていたい。付き合ってくれませんか?」
いざ言われたら動揺を隠しきれない護
それもそのはず
夢華は学校で人気がある女子
楓と並んだらお似合いに見える程
護には到底叶わない人だと思っていたからだった。
「お、俺でいいのかよ
楓みたいなイケメンじゃなくて」
ワンワンと吠えていた犬を見ながら
夢華に喋りかける。
「楓君は確かにイケメンだけど
護君もかっこいいよ?
自分に自信持ちなよ!
とにかく、私は護君が好きなの」
グイグイと責める夢華に照れる護
「こちらこそお願いします。」
結局、護と夢華は付き合うことになった。
護の人生は母親の言葉を気に
ガラッと変わった。
彼女もできた
そしてー
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