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リリリリーーーーーーー!!!
耳障りな目覚ましが鳴り響く
その音に反応して
少し不機嫌になりながら
目覚ましをたたき音を消した
黒髪の寝癖が酷く、
ぽけーっとしているこの男
名は、新川護(しんかわまもる)
護は、足場がないほどのゴミや物の中から
足場を探し
部屋の扉を開け、1階へと降りた
「ふぁあああ。眠い。」
大きなあくびをしながら
リビングへ繋がる扉をあけ
リビングにあるソファへと腰を掛けた
そこに
護の母である美奈子が
朝食をもってきた。
「もう!護ったら、朝からぽけーっとしちゃって
シャキッとしなさいよ。
ほら、朝ご飯。」
護は美奈子が作った
目玉焼きと味噌汁と白ご飯を
頬張る
朝食を終え、制服に着替え
学校へと出発した。
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