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ものすごい雨が降り注ぐ
その大雨の中に
赤い傘を指した女性らしき姿見えた
護はその女性へ近ずき話しかけた
「ここはどこだ。
君は誰だ。
これは夢なのか。」
護はその女性に質問攻めをした
女性が護の方を振り向き
口を開く
「そんなに、質問されても
一気に答えられないわ。」
護が見た女性は
少女であった。
赤い傘を指し、赤い髪。
赤い瞳をしている
「ここに私以外の人が来るなんて
初めてだわ。
でも、貴方はまだ来るべき人じゃない。
いずれ、またここに来ることになると思うわ。
そうならないように祈るけどね」
少女はそう言い残し
護に手を振った
少女の姿が薄くなっていく
周りが遠ざかっていく
意識が遠ざかっていく
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