友達の優先順位

6/10
53人が本棚に入れています
本棚に追加
/80ページ
チュッチュッ・・かぷ 首回りの服を伸ばし、首筋に軽く噛みつけばエミリーは嬉しそうに頭を抱えてきた。 身体を密着させ、身体も少し震えている。 そっと胸に手を当てれば、エミリーの目から期待の眼差しが。 そこでメグミはハッと我に帰り、エミリーの顎を持ち上げた。 「どうしたの?」 「エミリー・・・もしかして、わざと?」 「え?」 少し焦る彼女に確信がもてた。 「・・こうなるの、待ってたでしょ。」 「・・・・・怒ら、ないでくれる?」 「いや、これは怒るでしょ。」 「待って、待って!これには訳があって!」 2カ月も放置されてた訳を、素直に聞くだけにはいかなかった。 服をめくりあげ、ヘソ辺りに舌を滑らせていく。 「う、ううん!」 「ほら、ちゃんと言い訳して。」 「メグミが・・いくら誘っても、キス以上進めてくれないから・・んんん!」 脇腹にゆっくり舌を這わせば、ぞくぞくぞくと身体を震わすエミリー。 誘われてた事さえ、気づかなかったな。と、メグミは鈍感な自分に呆れながら、エミリーをうつ伏せにさせた。 ほどよく筋肉がつき、しなやかなエミリーの背中。 背筋の凹みになぞって舐めれば、ビクビクと身体が跳ねた。 「我慢させたら、性欲高まるんじゃないかって、言われて・・。」  「ふうん、予想通りで良かったね。」 指先で触れるか触れないのタッチすれば、シーツを握って快感に震えるエミリー。腰が少し持ち上がり、さわさわっと形にそって撫でれば艶やかな声が漏れた。
/80ページ

最初のコメントを投稿しよう!