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「…さま……高弘様……」
柔らかい毛布にくるまれて
ソファーに寝かされてた僕を神林が起こした
「湯が入りました…お身体を…」
手を伸ばす僕を神林が受け止めて
風呂まで連れて行ってくれる
「僕…動けない」
「わかっております…私がいたしますので」
今日のバスオイルはジャスミンで
爽やかな香りがくたくたの心と身体を優しく包んでくれた
そして…身体を洗ってから
神林が珍しく僕を抱えて湯船に入った
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