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メールが来た日の晩、
愛菜か遊びに来た。
だが、様子が変だ。
私「ま…な…?」
愛菜「ふふふ…私は復讐したの。みんなにね。」
愛菜の言っている事が分からないという表情をしていたら、
愛菜は憎悪のこもった顔をしていた。
愛菜「じつは、深沢敏子は…私のお母さんだったんだよ?
中3で私を産んで、私は実家に預けられて、先生が死ぬまでずっとお母さんだって知らなかった。
先生は、実家から勘当されていたから…会ったこともなくて。」
愛菜は泣いていた。
私も衝撃を受けた。
親友の愛菜のお母さんが、深沢敏子だったとは夢にも思わなかった。
愛菜「夏海ちゃん、
みんなを殺したのは私!
ふふふふふふふふふ。
私のお母さんを殺したからよ!」
私「ちょっと待て!
愛菜だって、あの復讐に加担したじゃないの!」
私が愛菜に怒鳴る。
愛菜「そうよぉ。
私にもメール届いてるもの。
深沢敏子からね。」
愛菜のメールを見せてもらった。
愛菜に最後のカウントダウンのメールが届いたのは、私より三日前だった。
愛菜「一緒に死のうよ、夏海ちゃん?
親友でしょ?」
愛菜がニヤリと笑い、手に持っていた金槌を振りかぶった。
私「きゃあああああああ!」
私は必死に近くにある物を投げまくる。
ガン!
と鈍い音がし、愛菜は動きを止めた。
目を開くと目の前で、愛菜が血を流して立っていた。
私の手には金属バットがあった。
金属バットの先は血塗れだった。
私は驚き、後退りすると…
鏡台にぶつかり、
鏡台の鏡には、深沢敏子が写っていた。
私「きゃあああああああ!」
私は気を失い倒れてしまった。
起きたら中学校の校舎…屋上にいた。
屋上で誰かに押され、飛び降りてしまった。
もう、これを何回も繰り返している。
いつになったら終わるのかも全く分からない。
写真のばら蒔いた数だけしないといけないのだろうか…
今日も、カウントダウンのメールが来る所からやり直している。
永遠にずっとね
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