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『貴方の願い、承りました。これから実行致します。お支払は後から通知致します。』
これが朝に俺に届いたメールだった。
「へー、マジであったんだ。『噂の願いメール』って。」
俺はメールを閉じる。
俺が昨日願ったのは、今日ある俺のロックのライブの成功だった。
俺はこれでもミュージシャンだ。
まあ、これだけじゃ食ってけないようなやつなんだが。
「これでアイツらと全国的に有名になれるはずだ。それで、全世界に俺達の歌を轟かせてやる。」
俺は皆がいるいつものところに行った。
「よう!どうだよ調子は!」
「今日は絶好調だよ!」
そりゃそうだよな。
俺は今日あのメールを受け取ったんだからな。
「にしても、全国ライブ大会に出れるなんて思ってもみなかったです。今まで努力したかいがありましたね。」
「だよな!!」
俺達は四人でチームを組んでいる。
俺がボーカル、サヤがギター、ヤスがベース、アキトがドラムだ。
俺達は頑張って全国ライブ大会に出ることになった。
ここで目立てばテレビ出演という切符が手に入る。
俺はそれにかけていた。
「行こうぜ!全国に!いや、全世界に俺達を見せつけるんだ!!」
「おー!!」
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