君と私

4/5
前へ
/8ページ
次へ
   私は、彼女の犯す罪を、ずっと見ていた。彼女に助言をし、見守り続けた。私が、彼女の心を本当の意味で理解したのは、×んだ後だった。しかし、彼女と共有しているであろう、この巨大な、そして恐ろしいほどに広大な虚無感が何を意味していたのか、解るはずもなかった。
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加