第3章 里と森と赤ちゃんと~過去の悲劇~

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~50年前~ 【とある里】 心≪ん… 私の勘違いだったかな?≫ 響【ふざけないで!! 貴方はやっぱりバカですね?父と言うか母とは何もかもが違う!! 紫家ってホントワケわからない】 心≪私も貴方の事がたまにわからなくなりますよ!! 神河家って色んな意味でミステリーですね!!≫ A『まぁまぁ… しかし最近起こりませんな?』 B『犯人捕まえるどころか足取り、人物像全てが謎のままなのに…』 ???≪た、大変だ~ だ、誰が た、た、た、助けて~≫ 心≪何処ぞで見たぞ?この場面≫ 響【貴方自身だからねぇ】 A『どうしたんです?』 ???≪人拐いです!! しかも複数…≫ 心≪なんと… 何処で知った?秋≫ 秋≪私の娘と心の息子とあの子の娘が同時期に行方不明になった… しかも手紙をそれぞれ残して…≫ ~手紙1~ どうも… 貴方に恨みはないが神河に所縁のあるものにはもれなく怒りが付いてくるのでね?飛んだとばっちりだとは思うが、恨むなら己が友人と言っている神河を恨め!! ~~ ~手紙2~ お久しぶりです!! 神河さん? 貴方の父というか母には随分と世話になりました おかえしです ~~ ~手紙3~ はじめまして… 四声桜秋さん? 貴方と所縁のある人物神河を恨め!! ~~ 心≪響?≫ 秋≪響さん?≫ 響【私じゃない!! 神河家でしょ?恨むなら!! 私だって神河家知らないもの!!】 A『神河家と紫家と四声桜家ってどう繋がりがあるんだ?調べるにも方法がなぁ…』 B『それぞれがそれぞれについて親戚とか渡って、資料あれば集めて、っていうのが得策だろうよ!!』 心≪こんな小さな里にどれだけ知る親戚がいるか…≫ B『里から出ればいいさ!!この文面から察するにただの家系じゃないのは確かだ!!でなければ表沙汰になるほどの何かしからなはず… つまり、世界規模で家系は成り立っていると考えても良い…』 心≪なるほどね… なら、武家屋敷みたいなとこから行きますか?≫ 響『武家屋敷?なんだそれ』 心≪何も知らないのかい? 神河家も関係あるのに!? 秋は?≫ 秋≪ん… 私は知っているよ?友人が居た家だったからな?≫ 響『神河家ミステリーだな 私の両親は誰も昔の事は話してくれなかった… どっからどうみても心の方がoutなのにさ』
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