第3章 里と森と赤ちゃんと~過去の悲劇~

7/16
前へ
/38ページ
次へ
≪すみません通してください… …貴方聞こえてますか? 通しなさい!! 迷惑です!! ………………… 殺しますよ?≫ 心≪私らは取り込んでいる最中です!!≫ ≪そんなの知ったことではないわ!! ジヒビキ?≫ ジヒビキ≪これはこれは、くそ閻魔!!≫ ≪相変わらず口悪いな≫ 心≪お知り合いで?≫ ≪この者殺して良い?≫ ジヒビキ≪わけない!!良いわけ無いでしょ? 貴方の末裔もいるんだから…≫ 心≪失礼ですが、名前は?≫ ≪あぁすまない… 私は閻魔のシセイザクラクウ 以後お見知りおきを… ところで何取り組んでいたの?≫ 心≪あぁ、私らにちょっとした大事件がね?≫ シセイザクラ≪ちょっとした大事件ってどないやねん!!≫ ジヒビキ≪ドライアヘン?≫ シセイザクラ≪訴えるぞ!!くそったれ≫ ジヒビキ≪………≫ シセイザクラ≪はぁ… で?≫ ジヒビキ≪神河家、四声桜家、紫家の息子らが一気に行方不明だと!! それと不可解な手紙 まぁこれは私なのだが、しかしそうではないものも混じっていたそうだ… 未だ誰にも見せてない手紙にもそれはあるらしい…≫ シセイザクラ≪確かにちょっとした大事件だな? しかし心配はすること無いよ?元凶ならここにあるから… それ葬れば万事解決ってなわけだ!!部下もういくらかは渡すよ? レイジ?ザンセツ?サカイ? ん…シオン?≫ シオン≪私貴方の部下じゃないよ?≫ サカイ≪シセイザクラ様お呼びで?≫ ザンセツ≪レイジ様?≫ レイジ≪はいはい…≫ シセイザクラ≪んじゃ処理ヨロシク~ 私は忙しいので失礼するよ? あぁジヒビキ?クサナギヨロシク≫ ジヒビキ≪はぁ!?≫ クサナギ≪ヨロシク~ マツタニ、シノザキ、キリタニの邪神が行方不明になってね?また独り身… ニシラーの連中は不可解な事件に巻き込まれたまま分からずじまい…≫ ジヒビキ≪はぁ… まぁ取り敢えずは元凶を断とうか?邪神関連か?≫ クサナギ≪それは違うようです…≫ 心響霊雪秋 ≪【『もう何いっているか分からないわ~ 邪神ってあの!?』】≫ ジヒビキ≪当然知っているだろう?≫ 心≪これ、私の勝手な推測論に基づくこれまた勝手な結論なんだが… ひょっとして… 裏邪神伝説!?≫ ジヒビキ≪まぁ… しかしそれだけじゃない だがしかし、今はそれは良い!! 大事なのは不可解なことをなんかすること!!≫
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加