第1章『囚われの姫君』

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「豪華なディナーはまだ早いですが、特別ですよ」 私の言葉に、彼女は無表情のまま。 だが、私の体に力強くしがみついてくるから喜んでいるのがわかった。 ―――っ… 首筋を這う彼女の柔らかい唇。 一瞬の痛みが走ると、あとは頭の中が真っ白になった。
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